HGSSレッド討伐記録ー前編
※この記事はHGSSのプレイ日記のようなものです。ストーリーの一部のネタバレや軽い身内ノリが平気な方のみご閲覧下さい。
全ポケモンプレーヤーが、チャンピオンになってレッドを倒すことを目指した。
あれから9年と5ヶ月…
現在においてもレッドを倒すことは全ポケモンプレーヤーの目標であり、皆の夢である。
2/11 同ポケ春合宿1日目
合宿恒例企画、同ポケRTA部はHGSS攻略を企てていた。目標は″打倒レッド″。1日目でチャンピオンになり、2日目にレッドを倒すまでのタイムを競う(レッド撃破RTA)。
キツい挑戦であると思わず「2日あるしいけるやろ〜」という感覚で計画されていた。
私はRTA部ではないが、ROMが余っていることを聞いて、軽い気持ちで参加した。HGSSはプレイしたことがなく(←重要)、単純にやってみたかった。
〈参加者〉(以下、所々敬略)
HG→化石、あまに、もりくぼ
SS→キタシカ(書いてる人)、しゅうた、にしたく
6人いるため御三家を2匹ずつプレイすることができる。RTAにおいて最初の御三家選びは一つのターニングポイントとなる、そのため彼らはチコリータの押し付け合いを始めた。当然である。醜い言い争いの末、彼の一言が戦いを終わらせた。
化石「じゃあもう全員チコリータ選んだ方が面白くね?」
こうして…
全員の一斉ツイートから
─────同ポケRTA部、始動!!!
僕以外適当に主人公の名前を付け、全員でチコリータを選択。
深夜23時、2日にもワタル(激寒)壮絶な戦いが始まった。
あったこと全て書くと超長くなるので割愛。各々のプレイスタイルは最後に載せているので、ストーリーでぼくが特に印象に残ったシーンをいくらか紹介。
・vsツクシ
ストライクはチコリータでは突破できないので多くがイシツブテを育成する。しかし、にしたくさんは時間のロス(育成が面倒)と踏み、先にベイリーフに進化→毒の粉でストライクを毒殺。ここから彼のメガニウム無双伝説が始まる。
・vsマツバ
マツバのゴーストゲンガーで詰んだキタシカ。レベリングが面倒なのでその辺でポッポを捕まえて再挑戦。ゴーストの呪い読みでオタチ捨て。シャドボ催眠不意黒い眼差しゲンガーを砂かけポッポで完封し、悪あがき自傷で突破。
キタシカ「おまえwポッカスできないだろwww」
・もりくぼ、エンテイとエンカ
スーパーボールを投げてみたらなんとボールが3回揺れる。捕まらなかったもののその日一番の盛り上がりを見せ、エンテイチャートの夢を与えてくれた。20を超える大人たちがエンテイであれだけ騒げたのはすごいと思う。
(結果として3犬を捕まえた者はおらず、エンカ数はしゅうたさんの3回が最高)
・ゴローニャ√
唯一チコリータを捨て、ゴローン√で進めるしゅうたさん。途中でゴローンでは勝てないと判断し、メガニウムを育成すると思いきや交換進化を頼み出す(RTAとは)。キタシカのゴローンと交換してゴローニャに進化。
しゅうた「イブキ勝てないから全部ゴローニャの自爆で突破した」
ルギアまでは無理なポケモンを全て自爆とげんきのかけらで倒したらしい。
・余談
2世代なので嫁ポケのオオタチを使おうとしたが、開始時が夜だったためオタチが出現せずに絶望した。なのでDSの時計変更で捕獲、1人オオタチ√でやろうとしたが一生終わる気がしないので5分でやめた。
オタチは嫁枠として採用。最強の秘伝要員であり回復要員と化した。
↑嫁ポケを捨てて無償降臨を狙うキタシカ
序盤のvsツクシやvsマツバでつまずく人が多く、この戦いは無謀だと思われた。だが、一部を除いてチコリータを早々にメガニウムに進化させ、「はなびらのまい」を覚えるようになると、たちまち花舞無双でストーリーをガンガン進めることができた。
誰もが変な詰み方をしながら四天王へ…
時刻は5時半を過ぎていた。
メガニウムとルギアで四天王を次々となぎ倒す。伝説ポケモンは捕獲時Lv45のため主戦力となり、しゅうたさんを除くメガニウム+ルギア(orホウオウ)で難なく突破
(しゅうたさんはゴローニャとルギアで突破、化石さんはなぜかゴルダックを使っていたらしい)
そしてついに…
伝説級ルギアがカイリュー3匹倒し、ワタルを撃破!
時刻は朝6時を過ぎ、全員が🏆殿堂入り🏆
↓こちらがぼくのチャンピオン構築
チカとルピアの2匹のみで倒せた。残りは盾、メイン2匹の回復に努める。
やはりこの計画は無茶だったのだろうか…
先に終わった者から布団に完全に入り、残りの者を全て見届けることなく就寝。
もはや彼らの目にはレッドは映っておらず、布団を前に屈するのであった。
*各々の進め方とか
にしたく:ルギアまでは全てメガニウムで突き通した最強のメガニウム狂。終盤化石さんを抜いて最速の一着🥇
あまに:イシツブテ→メガニウム→ホウオウという王道ルートを通る。RTAにしては丁寧なレベリングと無駄な育成でグダるも特に詰まず二着🥈
化石:こちらも王道ルート。中盤、他の人を圧倒するスピードで進めるも、他の育成などで終盤追いつかれる。よく分かんないけど発狂回数はダントツで一位。
しゅうた:全体の平均的なペースを保っていたが、進め方が異なる。殿堂入りしてもまだベイリーフ。唯一御三家を捨ててゴローニャでほとんど撃破したゴローニャ狂。
もりくぼ:ツクシで詰み、序盤からかなり遅れを取るも中盤脅威の追い上げでキタシカに追いつく。メガニウムのNNがチ○コ。殿堂入り後、自転車の存在を知る。
キタシカ:初見なのでプレイがgdgdすぎて教えてもらいながら進めた。中盤全体に追いつくも、終盤の迷路やパズルで詰んで最遅殿堂入り。殿堂入り後、自転車の存在を知る。
↑フスベジムで詰むキタシカ
***
2/12 朝
数時間のみの睡眠から無理矢理体を起こし朝食へ。
彼らの間に明るい言葉はなかった。他のサークル員に朝までプレイしてチャンピオンになったことを告げ、深い眠りについた。
RTAとは言えない7時間を超えるプレイ時間。強烈な眠気。まだ半分残っている現実。抗えない社会。彼らの心は完全に折れていたのだ…
後編へつづく
ご閲覧ありがとうございました。
述べたいことや感想は後編に載せる予定なので、後編もどうぞよろしくお願いします><