物理イベル
「なんだこの技構成?!」
物理珠イベルの技構成はほぼ2パターン。
1. 悪技/飛行技/鋼技/自由
2. 悪技①/悪技②(ふいうち)/飛行技/鋼技
鋼技入れないのは論外寄り。バンギラスを壊したい!
~技選択~
悪技
うっぷんばらし:一番安定した打点。威力75と低く、ふいうちと5しか変わらない。
イカサマ:威力高いけど最高打点とは限らない。ザシアンにはすごく入る。
ふいうち:火力の高い条件付き先制技。上2つと違い、ダイマ時の威力が10低い。
飛行技
ダブルウィング:威力40×2。安定した打点。身代わり貫通も地味に偉い。外す。
そらをとぶ:2ターン攻撃。ダイマ技透かしがつよい。威力がダブルウィングより15高い。
ゴッドバード:上2つと違い、ダイマ時に威力の10高い。ダイマ切れたら使えない。
鋼技
はがねのつばさ:ほぼ確定技。物理で使いたい理由だと思う。
自由技
いわなだれ:流行りのホウオウ系統へのメタ。
ねっぷう:意地(陽気)でもダイ何か+ダイバーンでザシアンが落ちる。
ちょうはつ:ダイウォール用。受けポケモンに刺さる。
みがわり:ダイウォール用。ダイマ枯らしに便利。
はねやすめ:ダイウォール用。サイクルしやすくなる。
~思想~
・ふいうちは確定技。
「ふいうち」が確定なのは、黒バドに一貫を作られて負けにくい点と、ダイマ終了後のイベルを残す価値がある点から。立ち回りに選択肢が増えると柔軟な回し方ができると、よい。
これは特殊型でも同じことが言えて、悪波/デスウィングor暴風/熱風@1には是非ともふいうちを採用したい。
・飛行技は全部一長一短、使用感ならそらをとぶが一つ抜けてる。
イベルミラー対面では飛行技の威力が高い方が勝つので、「ゴッドバード」が強い。ですが、素で打つ場面も加味すると「そらをとぶ」も悪くなくて、”ダイジェット媒体”以上の動きができて雅(みやび)。
「ダブルウィング」は威力が低いし外すし安定してるようで安定してない気がする。
・自由技は構築に合わせて。
今は「いわなだれ」も強そうですが、ホウオウ側もケアしてくる人としない人がいそうで面倒なイメージ。「ダイウォール」もかなり便利で、イベルタルはダイマックスで切り返されることが多いポケモンなので、生きる場面が多いです。
個人的にオススメ:
そらをとぶ/ふいうち/鋼の翼/挑発
特筆すべきは「ダイウォール+そらをとぶ」のダイマ枯らし性能。前述した通り、イベルタルはダイマックスで切り返されやすいので、この技構成が刺さる場面は非常に多いです。挑発+ふいうちの詰め性能も👍。案外使いやすいです。
一番の欠点は最高打点「ダイアーク」の威力が低い点。
事例:
(自分)(相手)ラス1@珠
イベル(s+1)ダイマ残り1。サンダーダイマ残り3。
ダイウォール→ダイマ枯れてそらをとぶ(ダイジェット透かす)→サンダーダイマ終了裏ザシアンで勝ち
ダイマターンを枯らした「詰め」になります。普通なら相手ダイウォール→ダイジェット→ダイバーンで負けなので、この型にしかできない勝ち方。
この事例は限定的すぎるかもしれませんが、特にイベザシで使っていると、イベルタルで相手のダイマックスを3ターン使うという場面は非常に多かったです。
~さいごに~
イベルタルを物理で使いたい人は存在しないので、この記事は役に立たないだろう。